この記事では「キーワード選定」に関して解説していきます。
「自分の好きなことを好きなように書く」「日々の体験や気分を自由気ままに書く」
どちらもブログ本来の意味では正しいことですが、稼ぐためのブログアフィリエイトをやるなら間違っていますね。
稼ぐためには大前提として「検索結果に上位表示される」必要があります。
まだ以下の記事を読んでいない方は先にそちらをご覧ください。
>ブログ初心者がアフィリエイトで稼ぐためには「本質」を知る必要がある件
「キーワード選定」は検索結果に記事を上位表示させるための必要不可欠な作業です。
キーワード選定をしっかりと行わなければ、「競合が強くて上位表示できない」「上位表示できても誰も検索しない」などの問題が発生します。
そうならないために、今回は以下のような内容で解説します。
- キーワード選定の5つの手順
- キーワード選定のコツ
- 意外と単純なキーワード選定

月3万円を稼いでいる僕が実際にやっている方法です。将来数十万、数百万円稼ぎたい方もまずはキーワード選定の「基本」を捉えましょう。
キーワード選定の5つの手順

ここからは5つの手順で解説していきますが、最低限覚えておいた方がいいことを厳選して解説しているので徹底してください。
- 「ロングテールキーワード」で上位表示を狙う
- キーワードツールを使って「キーワード」を決める
- 競合(ライバル)調査をする
- 実際に記事を書く
- 2ヶ月放置後にリライト
「ロングテールキーワード」で上位表示を狙う
引用元:manablog
ロングテールキーワードとは、複数のキーワードを組み合わせた検索ボリュームの少ないキーワードのことです。
「検索ボリュームって多い方がいいのでは?」と思った方もいるかもしれません。
確かに検索ボリュームが多い方がアクセスは見込めますが、それは上位表示ができればの話です。
例えば「ダイエット」というキーワード単体で上位表示を取ろうとしても不可能です。
なぜなら企業サイトなどの競合(ライバル)が多すぎるからです。
まずはロングテールキーワードのメリットを紹介します。
- 条件が絞られるので検索数が少ない(よって競合も少ない)
- 悩みに沿った読者に狙い撃ちできる
まずは「検索数と競合が少ない」ということ。
そして当たり前のことですが、「ダイエット」と検索する人よりも「ダイエット 筋トレ 家」で検索する人の方が悩みが明確ですよね。
上記の場合だと、「家で筋トレしてダイエットがしたい」という意図がわかります。
こんな感じでロングテールキーワードは読者のニーズにピンポイントで応えられる記事を書くことができます。
ロングテールキーワードで記事を書く時は3語、もしくは4語でキーワードを決めると良いです。
キーワードツールを使って「キーワード」を決める
ロングテールキーワードの基本がわかったところで、実際にツールを使ってキーワード候補を探していきます。
ここでは2つ紹介します。両方とも無料で利用できます。
実際に僕が使っているキーワードツールは「ラッコキーワード(旧:関連キーワードツールβ版)」と「ウーバーサジェスト」です。
まずは「ラッコキーワード」を使って実際にどんなキーワードで検索されているかを調べます。
例えば「ダイエット」というメインキーワードに加え、「サプリ」や「筋トレ」といった関連のキーワードで検索されていることがわかります。
このツールはかなり多くのキーワード候補を知ることができるのでオススメです。

次に、実際にどんなキーワードで検索されているかがわかったところで「ウーバーサジェスト」を使います。
ウーバーサジェストでは実際に検索されるキーワードで「検索ボリューム」「クリック単価」「SEO難易度」を調べることができます。
- 検索ボリューム:1ヶ月の当該キーワードの検索数。
- クリック単価:Google広告のクリック単価。一般に高い方が価値のあるキーワードとされている。
- SEO難易度:オーガニック検索の競合分析の結果。一般に数値が高い方が競争が激しい。

まずは「検索ボリューム」がチェックできればOKです。
ロングテールキーワードで、検索ボリューム100~1,000くらいのものを選びましょう。はじめは少ない方が上位表示させやすいので個人的には500以下がオススメです。
競合(ライバル)調査をする
ロングテールキーワードを決定する前(した後)にしておくべきことがあります。
それが競合(ライバル)調査です。
つまり、自分が決めたロングテールキーワードでの検索結果を調べるということです。
理由は以下の通りです。
- 実際にどんな内容の記事が上位表示されているかがわかる
- 企業サイトや強ドメインサイトがある場合は注意
まず上位表示するかどうかを決めるのはGoogleだということを理解しておかなければいけません。
そのため現状で上位表示されている記事がどういう内容のものかを知ることは重要になってきます。
もちろん記事内容をパクっても上位表示することはできないので、上位表示されている記事内容を踏まえた上ででオリジナリティのある記事にしていく必要があります。
また、ロングテールキーワードといえども企業サイトや強ドメインサイトが上位をとっていることはよくあります。
その時は勝てそうかどうかを見極めることも大事です。
とはいえ初心者の方は慣れるまでは「3語以上のロングテールキーワード」を徹底すればOKです。
実際に記事を書く
キーワードが決まれば実際に記事を書いていきます。
ロングテールキーワードを決めることでどういう内容の記事を書けば良いのかということについては、何となくわかったと思います。
そこで次に考えるのは、自分のブログを読んでくれる読者のことです。
これから書こうとしている記事は「日記」ではありません。ブログアフィリエイトとして稼いでいくには読者のニーズに応えなければいけません。
自分の書きたいことを書きたいように書いていてはダメです。常に読者目線で書きましょう。
よくあるのは、専門用語を使ったり、回りくどい言い回しで書いたりしてしまうことです。
文章力に自信がなくても、伝えようという気持ちがあればOKです。多少変な日本語でも読者はそこまで気にしていませんし、記事を書き終えたら一度チェックする程度で大丈夫です。
2ヶ月放置後にリライト
記事を投稿したら2ヶ月放置しましょう。
これは検索順位が安定するまでの期間です。
ちなみに僕が使っているSEO順位検索ツールは「Rank Tracker」です。
ここでは順位ごとの対策方法を簡単に紹介します。
- 50位圏外:キーワードの見直し、記事内容の見直し
- 30位圏内:読者ニーズを再考察、サジェストキーワードを入れる
- 10位圏内:特に何もしなくてOK
✔️50位圏外の場合、キーワードと記事内容にズレが生じている可能性があります。
具体的な対策方法として、「もう一度上位表示されている記事内容を確認する」「読者ニーズを徹底的に探る」などがあります。
✔️30位圏内の場合、惜しいところまでは来ています。
具体的な対策として「読者ニーズを徹底的に探る」「サジェストキーワードを入れる」などが有効です。
サジェストキーワードとは、メインキーワードに関連するキーワードのことです。

重要そうなキーワードで抜けているものがあれば記事内に入れてみましょう。
✔️10位圏内の場合は特に何もしなくてOKです。
しっかり上位表示できているので、順位を上げることよりも下げないことを意識しましょう。
対策として「順位が下がったら競合分析をする」などがあります。
アクセスを伸ばすためのキーワード選定のコツ

ここまででキーワード選定の手順は分かったと思います。
ここからはアクセスを伸ばすためのキーワード選定のコツを紹介します。
- できるだけ同じカテゴリーの記事を増やす
- キーワードを入れすぎない
- サーチコンソールを使う
できるだけ同じカテゴリーの記事を増やす
初心者の方で、いろんなカテゴリーの記事を書きたい気持ちも分かりますが、最初こそ同じカテゴリー記事を増やすべきだと考えています。
理由は、「内部リンクでつなげられるから」です。
内部リンクとは、自分の記事内に貼ってある別記事のこと。
この記事の冒頭にもこんな感じで貼ってます。
>ブログ初心者がアフィリエイトで稼ぐためには「本質」を知る必要がある件
この内部リンクのメリットは読者を記事から記事に流せるという点です。
つまり上位表示が取れていない記事でも、上位表示が取れている記事にアクセスさえされればそこから流せるというわけです。
もちろんスムーズに記事に誘導するために多少の文章スキルは必要ですが、関連記事であれば誘導することはそんなに難しくないと思います。
この内部リンクはとても重要なので初めのうちからできるようにしておきましょう。
キーワードを入れすぎない
「キーワード選定の手順」でロングテールキーワードを3語にするように言ったのは、「キーワードを入れすぎないようにするため」でもあります。
確かにキーワードを4語、5語とすることで検索意図を絞れてはいますが、正直そこまで絞って検索する人はほとんどいません。
また、入れすぎることで本当に伝えたい記事内容がよくわからなくなってしまう可能性もあります。
なのでキーワードをむやみやたらに入れるのはやめておきましょう。
サーチコンソールを使う
この方法はあまり一般的に紹介されていない方法ですが、僕は効果的だと思っています。
それは「Google search console」を使って検索キーワードを探すことです。
サーチコンソールでは実際にどういったキーワードで自分の記事に流入したかを調べることができます。

ここでは実際に検索されたキーワードが見れるので、検索ツールよりも新鮮かつ、信頼性があるともいえます。また、リライトをする際にもキーワード選定の候補として参考にすることもできます。
まとめ:意外と単純なキーワード選定

まとめます。
- 「ロングテールキーワード」で上位表示を狙う
- キーワードツールを使って「キーワード」を決める
- 競合(ライバル)調査をする
- 実際に記事を書く
- 2ヶ月放置後にリライト
半年から一年ほどブログ運営して、検索流入によるアクセスが伸びないという方はキーワード選定が疎かになっている可能性があります。
「キーワード選定」は特別難しいことではありません。
最初は全然上位表示できないかもしれませんが、今回紹介した正しい方法で記事を書き続けていれば絶対に上位表示できます。
諦めずに頑張りましょう。